きみあなた数詞論
僕が雨が好きなように
君にもそうなって欲しい
君は晴れが好きって 笑うけれど
僕が青を好きなように
君も同じであって欲しい
君はそれじゃつまんないって 笑うけれど
ひとつになって
同じものを見て
同じ感じ方をして
同じように 泣いて 笑って
そうしたら 消えるときも一緒でしょう?
違うから綺麗なんて
二つだから愛せるなんて
そうは思わない 思えない
ずっとは きっとないから
いつかは きっと来るから
好きなものも 嫌いなものも
息の止まる瞬間も
全て同じを願ったの
私がお日様を好きでも
貴方はそうでなくて良いの
貴方は分かりたいって言うけれど
私が音楽を好きだとして
貴方は絵が好きだっていいよ
貴方は 一緒の方が楽しいよなんて 笑うけれど
ふたつであって
同じものを見て
違う感じ方をして
触れるように 泣いて 笑って
そうしたら
いつまでだって 心に居られるでしょう?
同じだから 一緒なんて
ひとつだから 幸せなんて
そうは思わない 思えない
ずっとは きっとないけど
いつかは きっと来るけど
好きなものも 嫌いなものも
息の止まる瞬間さえ
だから きらきら綺麗なの
ひとつになって
ふたつであって
同じものを見て
同じ感じ方をして
違う感じ方をして
同じように
触れるように
泣いて 笑って
そうしたら
消える時だって
いつまでだって
一緒でしょうって
心に居られるって
違うから綺麗なんて
同じだから一緒なんて
ふたつだから愛せるなんて
ひとつだから幸せなんて
そうは思わない 思えない
ずっとは きっとないんだ
いつかは きっと来るんだ
好きなものも 嫌いなものも
息の止まる瞬間も
でも それでも
触れれば 影はひとつだと
今は一緒に居られると